九州国立博物館様でアサーティブコミュニケーション研修を実施しました

2023年12月、九州国立博物館様にて、アサーティブコミュニケーション研修を実施させていただきました。一県民として企画展などを見に行くことはあっても、仕事で関わらせていただくのは初めてのこと。ご担当者様から嬉しいご感想をいただきありがたい限りです。

事前の打ち合わせにて当館の特徴や課題について丁寧にお話を聞いてくださり、研修内容にも反映いただきました。職場でも起こり得るかもしれない事例について、グループワークを通して楽しく考えることで、一人ひとりがハラスメントを自分ごとと捉え、未然に防ごうとする意識を強くするきっかけをいただきました。
詳しいご感想はこちらから→九州国立博物館ご担当者様ご感想

ハラスメントとは、さまざまな問題がハラスメントという形を取って表出するものだと私は考えています。

もちろん、ハラスメント防止の知識は大切です。一度聞いただけでは定着しませんので、定期的に伝え続けるということはとても重要です。ただ、表層だけなぞっても、根底の問題にアプローチしていなければ、なかなか根本的な改善には進みにくい、とも感じています。

せっかく皆様がお忙しい中手を止めて受講してくださる研修です。独立行政法人国立文化財機構 九州国立博物館様では毎年ハラスメント研修を実施されているとのことでもありましたので、今回はハラスメント防止知識からさらに一歩踏み込んだ内容ということで、アサーティブコミュニケーション×ハラスメント防止をテーマに提案させていただきました。

オーダーメイドの研修は、”自分ごと”にするという点でとても重要だと感じています。

研修をさせていただくにあたっては、事前に様々な角度からリサーチをいたしますが、それだけではつかめない部分もたくさんありますので、ご担当者様にお時間をいただいて状況のヒアリングをさせていただいたり、受講者の皆様から事前アンケートをいただいて現場の状況を把握したり、場合によっては受講者やその上司や部下の方からも直接ヒアリングをさせていただいたりなど、ご依頼内容に応じて現場の状況を把握し、研修を作りこんでいます。

今回、ご感想にて”自分ごと”という評価をいただきましたが、それもこれも、ヒアリングにご協力いただけたからこそです。

ありがとうございました!

ハラスメント防止研修はもちろん、メンタルヘルスやリーダーシップ、心理的安全なチーム作りなど、コミュニケーション全般についても研修を承っております(人材育成研修はこちら)。ハラスメントの問題も元をただせばコミュニケーションの問題。単にハラスメントを防止したいということだけでなく、一人ひとりが能力を発揮できるような組織に成長させたいというご相談も承っております。研修は、御社の課題、今起こっていることなどをヒアリングさせていただいた上で、御社の課題解決に向けたオーダーメイドのご提案をいたします。どうぞお気軽にご相談・お問い合わせください。

咲良美登理事務所 代表 咲良美登理

社会保険労務士。21世紀職業財団認定ハラスメント防止コンサルタント。中小企業を中心に、ハラスメント相談窓口サービスや窓口担当者養成講座の提供、事案解決サポートや人材育成研修など、ハラスメント対策を起点とした生産性向上のコンサルティングを行っている。
ご相談・お問い合わせ▶https://sakura-midori.jp/contact

この記事をSNSでシェア