福岡の学校法人にて、逆パワハラを含むパワハラ防止研修実施しました!
パワハラ防止研修は管理職だけでいいのか?
週末は福岡の学校法人の事務職員の皆様へ
〜上司も部下も一人ひとりが気持ちよく働くための~皆で防止するパワーハラスメント研修
をお送りしてきました。
教職員の方も含む管理職の方々には、メンバー育成のためのコミュニケーションも含めたパワハラ防止研修を実施済みでしたが、今回は管理職だけではなく一般のメンバーの方々も対象です。
2022年4月より中小企業も含め全ての企業でパワハラ防止措置が義務化され、パワハラ防止に関する研修をご依頼いただくことも多いのですが、研修ご担当者の方とお話しすると、よくこういうこともお聞きします。
「管理職がパワハラと言われることを気にして指導ができなくなっている」
「メンバーが何でもパワハラと言ってしまっても困る」
パワハラ防止の意識は世の中段々高まっているとは思いますが、パワハラの知識がきちんとついてないと、なんでもパワハラと過剰反応してしまって、上司が適切な指導をしにくくなる、という側面も少々感じます。
「ハラスメントハラスメント」や「逆パワハラ」もお伝え
ということで、今回の研修では、上司・先輩として指導の際に留意すべきこととともに、実際に起こったハラスメントハラスメント(ハラスメントでないこともハラスメントと部下側が言うこと)や逆パワハラ(部下から上司側へのパワハラ)の裁判事例等もご紹介。ディスカッションを通して、適正な指導とパワハラの境界線、上司だけではなく部下側も含め、誰しもパワハラ行為者になり得ること、だからこそ一人ひとりが正しい知識を持ってパワハラ防止に努めていかなければならないことを実感を持って気づいていただきました。
パワハラはメンバーの能力発揮を阻害する。だからこそ…
皆さんの会社で仕事をされているお一人お一人には、それぞれ人間的な魅力やそれまで培ってきた能力がおありです。ですが、どんなに魅力や能力があっても、一日の約3分の1を過ごす職場がもしパワハラの起こっているような職場で自分がその対象だったら?そんな環境では、当然、持っている魅力や能力は発揮できず、場合によってはメンタル不調や退職にも繋がります。それは、会社にとっても大損害。ギリギリの人数で営業している中小企業ではなおさらです。
パワハラをはじめとした各ハラスメント防止に向けてしっかり対策していくことは、企業のリスクマネジメントの為にも、適切な運営のためにも、そして強み作りのためにも大切です。一人ひとりがアサーティブなコミュニケーション(相手に配慮しながら適切に自己表現もするコミュニケーション)をとることができるようになれば、組織の心理的安全性が高まり、さまざまな意見が出てきて効率化や業務改善、イノベーションにも繋がるでしょう。
そんな企業の強み作りに向けて、パワハラ防止をはじめとしたハラスメント研修やコミュニケーション、リーダーシップ等の研修、ハラスメント事案対応、相談窓口対応、コミュニケーション改善のコンサルティングなどでサポートできれば嬉しく思います。
ハラスメント防止研修はもちろん、メンタルヘルスやリーダーシップ、心理的安全なチーム作りなど、コミュニケーション全般についても研修を承っております(人材育成研修はこちら)。ハラスメントの問題も元をただせばコミュニケーションの問題。単にハラスメントを防止したいということだけでなく、一人ひとりが能力を発揮できるような組織に成長させたいというご相談も承っております。研修は、御社の課題、今起こっていることなどをヒアリングさせていただいた上で、御社の課題解決に向けたオーダーメイドのご提案をいたします。どうぞお気軽にご相談・お問い合わせください。
咲良美登理事務所 代表 咲良美登理
社会保険労務士。21世紀職業財団認定ハラスメント防止コンサルタント。中小企業を中心に、ハラスメント相談窓口サービスや窓口担当者養成講座の提供、事案解決サポートや人材育成研修など、ハラスメント対策を起点とした生産性向上のコンサルティングを行っている。
ご相談・お問い合わせ▶https://sakura-midori.jp/contact