福岡にて、600名超の方々にレジリエンス研修を実施中!
健康で生き生きと社員に能力を発揮してもらうには…
9月より、研修会社様経由で、福岡の某自治体にて「アサーティブコミュニケーション×レジリエンス」の研修を実施させていただいています。600名以上の方々が受講されるので、40~50名ずつ12回に分けて。残りあと7回。もうすぐ折り返し地点です。
私は前職でもメンタル不調の方の休職や復帰のサポートをしていましたが、その経験を通して、健康で生き生きと能力を発揮して幸せに仕事をしていくには、「レジリエンス=折れない心」がとても大切だと実感しています。
というのも、例えば同じ上司の下で同じ業務量を同じように対応していても、片や生き生きと楽しそうに働く人もいれば、片や心の調子を崩してしまう方もいて、その差というのが「レジリエンス」があるかないかに直結しているからです。
メンタル不調の予防に繋がるレジリエンスとは
レジリエンスとは、簡単に言うと、「困難な状況にあっても、その状況を受け止め、そこからしなやかに立ち直る力」です。「折れない心」とも表現するので、鋼のように硬くて強いイメージを持たれるかもしれませんが、どちらかというと逆。柳の枝のようなしなやかなイメージです。
私自身は、レジリエンスの要素を5つ「①自己認知」「②感情マネジメント」「③自己イメージ」「④楽観性」「⑤人との繋がり」と表現していますが、今回の福岡の自治体で実施している研修では、その中でも特に重要と考える「感情マネジメント」「自己イメージ(自己効力感や自己肯定感の高め方)」について、お伝えしています。
<ご参考>今回の研修目標
1.相手に配慮しながら自分の意見も伝えるコミュニケーション手法を身につける
2.ネガティブ感情のマネジメント方法を身につける
3.自己イメージの育てるための自分の心への声掛けの仕方を身につける
4.自分の感じたことを言語化する力を身につける
今回は、受講者同士で価値観を共有し合い、その中で感じた相手の強みや魅力をメッセージにしたためて交換し合う(そのメッセージを心にインプットして自己イメージを高める)というようなワークも交えたので、研修会場自体が毎回非常に温かい空気に包まれています。
心が温かくなるような嬉しいご感想がいっぱい
まだ折り返し地点ではありますが、これまでの回で受講された方々のご感想を、自治体の方が研修会社さん経由で共有してくださいました。
そのまま掲載することはできませんが、
・悩んでいたのが心が楽になった
・テキストを見ながら実践していきたい
・受講者同士の心の距離が近くなった
・感情を一旦受け止めてみます etc.
といった嬉しい内容がいっぱい。
ありがたいことにこれまでの回で約200名の方が受講されて、研修満足度は100%、自分はもちろんチームや同僚に共有したいという方々も60%以上。
どうか伝わりますようにと祈っていたこと。それをしっかり受け取ってくださったことがアンケートから伝わってきて、研修させていただいた身として非常に嬉しく感じています。
いつか心が折れそうになった時、この研修で学ばれたことが受講者の皆様のお守りとなってくれますように。
研修の中で交換した他の受講者からの温かい言葉が、皆様を勇気づけてくれますように。
どうか、受講者の皆様ご自身と身近な方々の、これからの人生が明るいものでありますように。
前職でメンタル不調の従業員のサポートをしていた身として、また、心理カウンセラーとして、心からそう思います。
こちらこそ、ありがとうございました。来週からは折り返し。残り200名超の方々にブラッシュアップしながらお伝えしていきます。
ハラスメント防止研修はもちろん、メンタルヘルスやリーダーシップ、心理的安全なチーム作りなど、コミュニケーション全般についても研修を承っております(人材育成研修はこちら)。ハラスメントの問題も元をただせばコミュニケーションの問題。単にハラスメントを防止したいということだけでなく、一人ひとりが能力を発揮できるような組織に成長させたいというご相談も承っております。研修は、御社の課題、今起こっていることなどをヒアリングさせていただいた上で、御社の課題解決に向けたオーダーメイドのご提案をいたします。どうぞお気軽にご相談・お問い合わせください。
咲良美登理事務所 代表 咲良美登理
社会保険労務士。21世紀職業財団認定ハラスメント防止コンサルタント。中小企業を中心に、ハラスメント相談窓口サービスや窓口担当者養成講座の提供、事案解決サポートや人材育成研修など、ハラスメント対策を起点とした生産性向上のコンサルティングを行っている。
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